スポーツには様々なアクシデントがつきもの
ですが、転倒や接触によって口腔外傷と呼ば
れる顔面・口腔内の外傷が比較的多く発生し
ます。
具体的には歯が折れたり、抜けたり、骨に歯
がめり込んだり、口の中の粘膜を切ったりす
ることが多い様です。
さらに歯や顎の骨、顎の関節にかかる衝撃に
よって脳外傷や脳震とうを起こすことも珍し
くありません。
こうした際に弾力性のあるシリコン樹脂でで
きたマウスガードを装着していれば、緩衝材
の役割を果たして衝撃を和らげ、外傷を予防
する効果があります。

外傷

アメリカでの調査では、マウスガードの装着
義務があるアメリカンフットボール選手の口
腔外傷の頻度は0.07%であるのに対し、装着
義務のないバスケットボール選手の頻度では
34%という明らかな差があったというレポ
ートもあります。
その他の効果として、全米スポーツ歯学会や
日本スポーツ歯学会は精神的な安定(リラッ
クス)も挙げています。
ですから左記のスポーツ以外にも、ゴルフ、
テニス、エアロビクス、野球、剣道などの様
々なスポーツでもメリットがあると思われま
す。欧米ではスポーツ医学の考え方が進歩し
ており、マウスガードはアマチュアの方にも
浸透しています。

マウスガード装着

仮に万が一事故によって1本の前歯を喪失した場合、健康保険で
ブリッジを入れると約7万円、セラミックでは24万円、インプ
ラントでは30万円以上かかります。それに何と言っても天然歯
と較べれば人工の歯は異物感が残ります。

マウスガードには一般向けに市販されている安価なものもありま
すが、自分で作成するために適合が難しく、口を開けると外れた
り、ぶつかるとズレたりすることも多いようです。
また、ずれた噛み合わせの状態で作成してしまうことが多く、顎
の関節を悪くしたり、プレーに集中できなかったりということが
あるようです。これでは何のために作ったのか逆効果になりかね
ません。歯科医院ではプロが作成しますので、上記の不快症状を
一切気にせずプレーに集中することができるマウスガードができ
ます。

小学生〜中学生前半の成長期の児童・生徒さんの場合は、乳歯か
ら永久歯への生え変わりの時期ですので、3〜4ヶ月毎に定期的
に歯科医院で管理する必要があります。怠ると、歯列不正の原因
をつくってしまいます。

マウスガードは予防目的で作成するため健康保険の適応にはなり
ません。なおシリコン樹脂は永久的なものではないので、週2〜
3回の使用で約1年間が交換の目安と考えて下さい。

※マウスガードを製作する前にむし歯や歯肉炎の治療を完了して
なければいけません。

料金は歯の生え変わる時期の中学生以下と高校生以上でちがいま
す。

□中学生以下  4,200円(税込)
       永久歯が生え変わると交換が必要になります

□高校生以上  9,980円(税込)