医療法人高橋歯科医院
日本口腔インプラント学会認定
口腔インプラント専門医
AESTHETE 審美歯科治療
歯科用CT、デジタルX線装置を導入
歯科用CT、デジタルX線装置を導入しました。現像を待つ時間が無く、画像も鮮明なのでストレスがなく患者さんの・・・・▶︎
セレック/cerec稼働中
2009年11月にドイツsirona社のcerec3を導入しました。 それはナニモノかと言・・・・
CEREC症例
CERECはプラスチックを混ぜたいわゆる「ハイブリッドセラミック」とは違い・・・・
歯科への恐怖心
「じゃあお口の中を見せて下さい」とミラーを入れたとたんに、両方の目から大粒の涙があふれて・・・・
外科治療
「じゃあお口の中を見せて下さい」とミラーを入れたとたんに、両方の目から大粒の涙があふれて・・・・
親知らずの抜歯
予測のつかないことがごく稀に起こるのが臨床です。レントゲンでは歯根がまっすぐに見えるのですが・・・・
娘が登校時に転倒して顔面を打って前歯が抜けてしまった。一般的な環境では・・・・
訪問診療
父の代からの患者さんで98歳のおばあちゃんのお宅へ訪問診療に行ってきました・・・・
子どものむし歯
カリエスフリーという言葉を聞いたことはありますか?カリエスというのは・・・・
IMPLANT インプラント
3DCTの有用性
難しいインプラントオペが無事に終わりました。通常、インプラントは顎の骨に垂直に植立するのですが、骨が少ない場合はわざと傾斜させて植立しなければならない時があります・・・・

インプラント治療はアメリカでも非常に盛んなのですがいまいち解らないのが「移植」・・・・
インプラントへの不安 患者さんの本音
インプラントのオペを受けられた患者さんからメールで感想を頂きました・・・・
Straumann Implant
上顎第一大臼歯部に1本植立しました。上顎の骨と下顎の骨の硬さを例えると(例えが不適切かも・・)南部せんべいと堅焼 きせんべい(?)ほどの違いがあります・・・・
2件のご報告
院長の高橋です。大事なご報告があり久々・・・︎
大寒波
出勤するときは心を無にして玄関を飛び出・・・︎
ながら磨き
仕事や家事を終えて、疲れているときに洗・・・︎
2019年
皆さんはお正月どのように過されましたか?・・・︎
なんと移転開業から早20年。院内もあちこち古ぼけて来てました。軽い気持ちでA&Mさんに相談したところ、あれよあれよという間にプランニング・見積もりが来て・・・
診療時間:9:30~13:00/14:30~18:00(土曜16:00)
休診日:日曜祝日・木曜(不定期)
院長 高橋 秀典
1986年 岩手医科大学歯学部卒・同歯学部第一口腔外科入局
1993年 高橋歯科医院 副院長
日本口腔インプラント学会専門医
ITIインプラントサーティフィケート
ブローネマルクインプラントサーティフィケート



1962年 父・高橋俊哉 産業会館高橋歯科医院を開設
1990年 高橋秀典・高橋歯科医院勤務
1991年 ITIインプラントサーティフィケート
1993年 インプラント診療開始
1996年 サンビル本館改修に伴い本館6階から現在地に移転
2002年 ブローネマルクインプラントサーティフィケート
2019年 日本口腔インプラント学会・専門医取得
インプラント
CTデータからパソコン上で立体像を描き、3次元で術前にシュミレーションを行ないます。
術者が安心して術前にオペのイメージを持って現場に臨め、患者さんにとって何よりも非常に大きなメリットになります。









セレック/cerec  審美歯科治療


セラミックのブロックから修復物をCAD/CAMで削り出して作れてしまう機械です。
むし歯や金属の詰め物を外して、被せる様に削った歯を専用のカメラ(スキャナー)で撮影して、スキャンしたデータを基に3D画像をでコンピュータ上で作製し、詰めるモノを設計します。そのデータをLAN 接続した削り出しの機械(ミリングマシン)へ送れば、設計通りのセラミック修復物があっさりとできてしまいます。
参考:最短2時間以内
参考価格:セラミックインレー7万円→3万円
参考価格:セラミッククラウン8~10万円→5万円
カリエスフリー「むし歯の経験がないこと」
予防歯科
カリエスフリーという言葉を聞いたことはありますか?カリエスというのは「むし歯」のことです。
カリエスフリーってことは、「これまでにむし歯の経験がないこと」を言います。現に30代以降の方でも「むし歯」の治療経験がなく、クリーニングにいらしている方もおられます。が、ごく少数のかたです。

治療の痕跡がない天然歯の歯列は本当にきれいです。でもお金を出しても手に入るものではありません。歯科医なのに私自身が歯が悪いので心からうらやましいと思います。

さっき、6歳の子供さんの永久歯を削っていて「ああ!もったいないなぁ」と思いながら治療していました。

誰でも萠えたばかりの歯は、むし歯ではありません。それが年齢を重ねるうちに「むし歯」になって、歯を失ってしまっています。もちろん「歯周病」で歯を失う方もいますが。一昔前と違って今は「予防歯科学」が進歩して、フッ素塗布やシーラント(生えたばかりの歯の溝をプラスティックで埋めてしまう)を応用し、デンタルフロスをしっかり使っていれば「むし歯」の予防は充分可能です。仮に「むし歯」になったとしても、ごく軽症で済むと思います。

県立高校の学校歯科医なので春に健診をしていますが、この年代では結構カリエスフリーがいます。でもひとりで沢山の「むし歯」を放置している子も、少数ですがやはり必ずいます。歯科医は「カリエスフリー」をもっともっと一般の方に訴えて行かなくてはならないと、強く思いました。
音波ブラシ  予防歯科
最近、最新型の音波ブラシを入手して自宅で朝晩使っています。昼は仕事場なので手用ブラシですが。音波ブラシは数年前から医院で患者さんのクリーニング用に導入して衛生士さんが使っていましたが、自分用には持っていませんでした。理由は「機械任せにできっかよっ!」という、クラシック?なところです。

しかし、毎日使ってみて音波ブラシはプラークがすっかり取れる感じがして、歯面がツルツルするのが実感できました。手用ブラシでは毛先が当たったところだけ磨かさりますが、こちらは音波による強力な振動によって直接毛先が当たっていない付近の汚れ(もちろん硬くなったモノは別です)も落としてくれるのです。初めは振動がくすぐったいと言うか大丈夫か?と思いましたが、慣れると磨いた後の歯ぐきがすっきりします。ジ~~ンという余韻が心地よく、血流が良くなっているのが感じられます。このマッサージ効果は音波ブラシならではですね。

ただ、これ1台で万能とは思いません。やはり歯間部にはフロスが必要ですし、100%磨きはあり得ません。面倒がらず歯科医院で定期的なクリーニングをしてもらうことが必要です。

ホントは皆さんに使って頂きたいのですが価格が2万円近くします。なのでむし歯や歯周病に対する「予防歯科」ということでの価値をわかって頂ける方にしかお勧めできません。ブラシのみを交換して本体は家族で共有できるので、自宅で試してみたい患者さん用に1セット準備しておきます。もちろん衛生面から新品のブラシを1本をお買い頂きますが。数日使用すればその違いが解っていただけると思いますので、お気軽にお尋ねください。
訪問歯科診療
父の代からの患者さんで98歳のおばあちゃんのお宅へ訪問診療に行ってきました。
古いお宅で、自分の子供の頃にタイムスリップした様ななつかしい気になりましたが、家政婦さんの手入がきちんとされていて清潔で立派なお宅でした。大きな家にひとり暮らしということでしたが、ご本人は至ってお元気でした。帰り際、握手をして頂き「毎日歩いて下さいね」言ったらにっこりと笑って下さいました。

何か自分とは時間の流れが違う世界だなあと思いゆったりとした気分を味わわせてせて頂きました。
お元気でまたいつでも呼んで下さいね、Kさん。
娘が登校時に・・歯科外傷
学校歯科医をしている高校のPTA の父兄から「娘が登校時に転倒して顔面を打って、前歯が抜けてしまった。今回はブリッジになるようだが、こういう時はどうしたら良かったのか?」という質問を頂きました。たいへん気の毒なお話ですが、運が悪かったと思います。

歯科の外傷で一番多いのは口唇の裂傷などですが、上顎前歯は場所的にぶつけ易く運が悪いと今回の相談の方のように脱臼して抜けてしまうこともあります。専門的には「歯牙保存液」というものも販売されていますが、一般的な環境では生理食塩水があればそれに浸けてもらうか、なければ牛乳が良いと言われています。乳脂肪分が少ない牛乳が望ましいです。水道水は使わないでください。歯の根の部分には歯根膜という結合組織があって、これが歯槽骨という顎の骨と根をつなげているのです。水道水は生理食塩水と浸透圧が違うため、この結合組織の細胞がダメになってしまいます。

そして牛乳などに浸けた歯を持ってなるべく早く歯科医院を受診してください。歯槽骨に歯を戻すのが早ければ早いほど抜けた歯が元通りに生着する可能性が高くなります。ぜひ覚えておいてください。
親知らずの抜歯
親知らず(智歯)の抜歯にやられました。
レントゲンでは歯根がまっすぐに見えるのですが実際には先端の5,6mmほどが外側に直角に曲がっていました。例えていえば、長靴を横から見れば甲の部分が90度曲がって見えますよね。一方で真正面から見れば長方形なわけです。

普通はレントゲンは決まった方向からしか撮れませんから、曲がっている方向によってはそれが写らないことがあります。だからといって通常の抜歯の度にCTを撮る訳にもいかず、これも経験を積んでいくしかありません。

予測のつかないことがごく稀に起こるのが臨床です。
根管治療・きわめてベーシックで重要
皆さんは歯の神経をとったことがありますか?
骨には骨髄があるように、歯の中には歯髄といって神経や血管が入っています。むし歯が大きくなるとこの歯髄の近くにまで細菌が侵入して行くために、歯髄の血液が充血して内圧が高まり痛みが出る訳です。この場合自然治癒はほとんど期待できないので、麻酔をして歯髄を取る治療をします。歯髄を取った歯は血液からカルシウムやリンなどの必要な栄養分の供給を受けられないので次第に強度が弱くなってしまいます。歯が割れてしまうのを防ぐために、神経を取った歯は冠を被せて保護します。

ここまで来ると何で被せたら良いか、保険の金属かセラミックかということになるのですが、最も大切な事は「神経を取った歯の(根の)治療をきちんとやっているか」神経を取った後の根の中にしっかりと充填剤が入っているかどうかです。これがいいかげんだと根の中に細菌がたまり、根の先に膿がたまって治療のやり直しになってしまいます。いわばビルの基礎工事にあたりますね。この治療は患者さんにはまったく分からない部分ですが、レントゲンを見ればすぐにわかります。良心的な治療かどうかがすぐにわかる部分です。回数がかかってすぐに結果が見えない治療ですがどうかこの治療の大切さを理解してください。あまりにも適当に充填してある歯が多いと思います。
歯科への恐怖心
21歳女性が治療に来られました。

会社の上司のかたからの紹介でした。下の奥歯に詰めていた金属がとれたということでしたので、レントゲンを撮ってから治療の説明をして、「じゃあお口の中を見せてください」とミラーを入れたとたんに、両方の目から大粒の涙があふれて来ました。びっくりしてしまいました。

よく話をしてみると、歯科治療が怖くてたまらないそうなのです。「歯を削る機械の音がたまらなく嫌で」とか「麻酔の注射が怖いし、ドキドキするから嫌で」と言う方はたくさんおられます。

彼女の場合は「何が怖くて」という具体的なものはなくて、とにかく怖い。怖いから治療できないというものでした。やはり過去に治療した際のトラウマがあるようでした。こういう方に多いのは、幼児期に治療を受けた時に暴れたために抑えつけられて治療をされた経験です。そういう原体験があると口を開けることそのものが怖くなって、歯科に通院できなくなってしまうのです。

結局その日は治療は一切せず、精神安定剤をのんでもらってからいろいろとお話を聞き、歯科治療の説明をしてブラッシングと歯石の除去(これができただけで大進歩です)を行いました。とにかく怖いという意識を消したかったのです。

2回目以降は来院したらまず安定剤をのんでもらって、今どういうことをしているかを鏡でお口の中を見てもらいながら 確認してもらうことで少しずつ治療ができるようになりました。今は週に2回のペースで治療ができています。

きちんと説明をして理解してもらうという、当たり前なことができればたいていの場合は信用して頂けます。彼女の治療箇所は5~6本だけなのでもうすぐむし歯とはおさらばです。もちろんその後のフォローアップが不可欠です。